エコペイズは、イギリスの大手金融グループの傘下企業が運営する電子マネー決済サービスで、多くのオンラインカジノの入出金に利用されている手段です。
このエコペイズは、様々な場面で手数料が発生し、送金自体以外にも発生する手数料があります。
今回、このエコペイズの手数料についてまとめ、どのような手数料が発生するのかについて解説します。
エコペイズの手数料はどのような場面で発生するのかを紹介しましょう。
入出金に手数料が発生するのか
エコペイズはオンラインカジノへの入出金においては手数料が発生しません。
これは、ecoPayz Merchantと呼ばれるエコペイズの取り扱い代理店の契約を対応しているオンラインカジノが各自で契約しています。
エコペイズのアカウントからの入金や、アカウントへの出金に関しては一切手数料が発生しない仕組みです。
これは、エコペイズのアカウントのグレードであるClassicやSilver、Gold、Premium、VIPのすべてで無料になっています。
エコペイズではグレードがあり、今お話しした各グレードによって手数料が変化する場合があります。
しかし、オンラインカジノの入出金に関してはいずれも手数料が発生しない仕組みになっており、気軽にエコペイズとオンラインカジノとの入出金ができるといえるでしょう。
またエコペイズに限らず、基本的にオンラインカジノ自身からは手数料が取られるケースはほとんどありません。
しかし、まれに徴収するケースがあるので事前に調べておきましょう。
金融機関への入出金での手数料
エコペイズはオンラインカジノとの入出金で手数料が基本的に発生しません。
しかし、アカウントから日本の金融機関への出金や入金に関しては手数料が発生します。
ここでは、日本からエコペイズのカウントへ入金、出金する場合の手数料を紹介しましょう。
まず、入金の場合は、銀行振込で0.00~10.00%程度です。
これは国によって若干異なるのですが、日本からはかなり高い%なので注意しておきます。
また、クレジットカードによる入金は入金額の1.69~6.00%に加えて32.47円の手数料が加算されます。
このように入金する際もある程度の出費が発生するという点に注意しましょう。
ちなみに、仮想通貨からの入金は無料です(仮想通貨自体から徴収される送金手数料は発生します)。
また、日本からの入金ではほとんど行われませんが、ecoVoucherというギフトカードを利用する場合は2.90%(ただしギフトカードを買う際にも手数料を事前に払っているので、実質はこれよりも高い)です。
日本ではほとんど対応していませんが、スマホ決済であるzestPayは、1.25~2.00%程度になります。
出金の場合は銀行の送金という形に限られます。
仮想通貨であっても現金で送金しなければいけません。
金額は、376.65~1,298.81円です。
これは、エコペイズのグレードによって異なり、グレードが高いほど安価に送金してもらえます。
ただし、これに加えて経由銀行であるコルレス銀行へも支払いを行わなければいけないため、実際はこれ以上の手数料が発生します。
外貨を両替する際にも手数料がかかる
エコペイズはオンラインカジノとの入出金で手数料が発生しないとお話ししました。
しかし、例外として外貨の両替という名目で手数料が発生するケースがあります。
例えば、エコペイズのアカウントが日本円でチャージされている場合、日本円からオンラインカジノで一般的に利用される米ドルへの両替を行う必要があります。
これは入金時も出金時も発生してしまうケースです。
目安としては入出金金額の1.25%~2.99%でグレードが上がるほど安くなるものの、金額がそれなりにかかります。
オンラインカジノは100ドル単位で入出金するケースもあるため、手数料だけで数百円相当以上かかってしまう場合も少なくありません。
この手数料はエコペイズから日本の金融機関への入出金にも適応されるため、上乗せされる形で徴収されます。
意外な手数料ですが、頻繁に利用していると、手数料がどんどんかさんでいくので注意しましょう。
少なくとも日本円でエコペイズを設定してしまうと入金時などにかなり手数料が発生してしまうので、ドルやユーロにしておいた方が最小限の出費で抑えられるのではないでしょうか。
口座の維持にも手数料が発生する
エコペイズは、12か月間入出金を行わないと口座維持だけで手数料が自動発生します。
その金額は月額194.82円で、比較的安い金額になりますが預けてある金額によっては数年以内で全てが失われてしまう金額になる場合もあります。
この手数料はVIPグレードになっても発生するため、どんなグレードでも利用しないと将来的に手元の資金が口座維持費という手数料によってすべて失われてしまう仕組みです。